送別会とは
組織(会社等)を離れることになった人を送るために開催する集まりのこと
送別会とは、と今更話す事でもないと思いますが、卒業や引っ越し、会社関係では人事異動や転勤、それに退職などの今までいた組織や集団から離れる際に『送り出す』という意味で行われるものです。
新たな場所でこれからがんばって行く友達や同僚、または上司や部下の方を気持ちよく送る為の会として催される宴ですね。
送別会と一言で言っても、様々なシチュエーションがあると思います。
少し前のTVドラマの『派遣の品格』というドラマで、「派遣社員の送別会をするのか?」と言うテーマの回があった様に、その時代背景によっても違っているようですね。
規模や内容も様々でしょうし、しきたりやマナーもあるかもしれません。
恥ずかしながら私はそういった事を知らなかったんですが、送別会のマナーを少し調べた所、『寸志』という風習があるらしいです。
送別会では、普通送られる側は一切お金を出さないというのが一般的だと思いますが、送別会を開かれる側の人がちょっとでも会費の足しにして下さいという意味で封筒にお金を入れて幹事の方に渡すのを「寸志」
というそうです。
しかし、そういった寸志を渡そうとしても、「気持ちだけ受け取っておきます。」と受け取らない事がほとんどらしく、幹事の方からすれば『送られる側からお金をもらうなんてとんでもない』という心境なのではないでしょうか。
他にもこういった風習やマナーがあるのでは?と思いますが、大切なのは『送られる側の方がどれだけ気持ちよく最後の時を過ごせるか』だと思います。
せっかくのみんなで過ごせる最後の時ですから、思いっきり楽しんでもらいたいですし、良い思い出として残してほしいですよね。
ポイントは、何かこうするとかではなく、「主役の方をみんなでおもてなしする心」を忘れないとうのが一番重要になってきます。
主役が決まっていることですので、その主役の人が最大限楽しめるようにすることだと思います。
主役の方が、あまり堅苦しいのが嫌という場合は、方の力が抜けるような会がベストでしょうし、
かちっとしたのが好まれる方は、司会進行を立てて進めていくなど、主役の好みに合わせることが大事だと思います。